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 4月22日は「子供読書の日」ということで、北九州市立松ヶ江中学校に、ブック・ネットワーク北九州の仲紀子さんと共に行って参りました。今回のテーマは、いろんな本の紹介と、詩に親しむという様な内容でしたー。中学生対象の本の紹介といえど、「これは読みたい」と思う本もあったりで楽しい会です。
 そして、詩の朗読に対して、即興でピアノを演奏するのですが、これはとてもバランスの難しい作業・・・もちろん詩がメインであることが大前提ですが、その詩の持つ微妙な表現に、想像力を掻き立て、かつ深みを持たせる演奏が理想。
 逆に、ピアノが単なるBGMになったり、反対に目立ちすぎたり、詩人が用意周到に構築した曖昧さを、ピアノがイメージを決め過ぎたりはNG。もちろん、時としてうまく行かないこともありましたが、この創作作業の苦心の過程を、中学生に見てもらいたいという事も隠れたテーマ。なかなかスリリングでしたよ〜途中、子供たちと共演もありました!
 僕は学生時代、意外と文章を読むのは好きだったので、詩のイメージを身体で感じることは楽しいのですが、音にして参加するとなると・・・ ピアノの音がない方がいいと思える瞬間も多いし、また何か弾きたいけど、具体的な音が浮かばない瞬間などは、身体が思うように動かなくて苦しみます。ん〜谷川俊太郎には苦戦しましたねー。
 そして途中に30分ほど、Jazz演奏を聴いてもらう、ミニコンサートの時間も作っていただきました。和田いづみ(Vo)デデ鷹村(B)のTrioで演奏。途中、体育館のステージから降りて、生徒が座る真ん中で演奏したりしました〜
 めずらしく朝からの演奏でしたが、おかげさまで爽やかな一日の始まりでした。みなさん、どうもありがとう!また、聴いてくださいねー