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 4月1〜3日は、ヴォーカリスト三槻直子さんをお招きしての、3daysのライブでした!(北九州「106」、熊本「酔ing」、山陽小野田「やよい」)
数年前CDでお聴きして以来、いつか共演させていただく機会がないかなーと思っておりましたが、今回実現〜。3/31に北九州空港で初めてお会いした時から、とてもナチュラルでやさしい印象・・・その後ウチのスタジオでのリハーサルも不思議なくらいスムーズに行って、リハーサルは程ほどに切り上げ、さっさと居酒屋へ移動し「ツアー頑張ろう」の乾杯をしました!
 ・・さてさて、初日の北九州「106」から三槻さんは全開〜。
エネルギッシュかつ細やかな表現、Groovyな熱唱からバラードの高音のコントロールまで、それが単なるテクニックを超えて、自分の表現になっている所が素晴らしい・・・瞬間瞬間とても難しいことやってるのに、簡単に聞こえる程でした。
 僕がCDでお聴きした印象より、もっとファンキーでブルージーな感じ、まあ僕のピアノのスタイルに自然に反応してのことでしょう。エラ、サラ、アーネスティーなどなどJazzの伝統のエッセンスがギュッと詰まっていて、スキャットも素晴らしかった。こんなにリズムのよい、自然でJazzらしいスキャットは初めて体験しました。
 インストゥルメンタルのJazzやBossa Novaなどもとても詳しくて、普通に楽器の名手とツアーしている感じ・・・とにかくJazz Vocalに少しでも感心のある方は、是非彼女を聴いてみられることをお奨めしますー。正統派の最高のシンガーであることは、間違いありません。またアフタアワーでは、Jazzを志すミュージシャンのいろいろな質問にも、丁寧に答えられていらっしゃいましたよー。教えることに関しても、日本で最も信頼できる先生です。
 ツアー中は天候に恵まれ、食べ物にも恵まれ!?、桜も美しく、演奏はもちろんとてもHappyだし・・・最後にはふたりして、「これじゃなんだか、仕事に来たんじゃないみたいだねー!(笑)」。
各会場とも、本当に温かいお客様に、たくさんお越しいただき、感謝しております。皆さん、また次の機会をお楽しみに。どうも、ありがとうございました!