5月、令和が始まって、翌日5/2、やっと退院しました。
まだまだ、首周りはかなり腫れているし、食事もとても不自由、言葉も不明瞭・・・
しかし、もうこれといって治療をすることもなく、病院にいても、ただ体力の回復を待つだけなので、
退院させてもらいました。ゴールデンウイークをじっと病院にいるのも、精神的に大変そうだったので~

 気の早い性格なので、治療が最短で進むイメージで、復帰後の演奏も割と早めに入れてしまっていて、
サッサと退院して練習しないと~と気が焦ります。実際、4月の中旬過ぎに退院できるイメージでしたが、放射線治療終了後、少しずつ良くなるかと思いきや、もう一度、顔が腫れて、喉の違和感で頻繁にもどすようになり、結局、5月にずれ込みました。

 5/4に熊本「酔ing」でリハビリ演奏。んーピアノの鍵盤、ずっしり重く、音鳴らすのに四苦八苦。4カ月半のブランクは中々のもの・・(泣)。5/12が小倉「カサブランカ」での復帰 & CD発売ライブでしたので、これに向けて、地道にトレーニングしました。お陰様で、4回に渡った復帰ライブも、どの会場にもたくさんのお客様に来て頂き、 久しぶりのライブにとても感動的な瞬間を経験できました。演奏中は嬉しさが先に立って、キツさも全く感じませんでしたね。翌日はグッタリで動けませんでしたけど・・・

 同業者やお客さんから、「ピアノが変わったー」と言われます。「以前よりピアノが鳴っている」と言われる方も多く、筋力は確実に落ちているはずで・・・不思議なものです。
「ピアノを弾きたい欲求や喜びに、素直に弾いてること」、「雑念みたいなものが無くなり、集中できて、イメージがクリアなこと」、「ピアノに触れない日々で、自分の音楽をもう一度見つめ直せたこと」、
「沢山の時間があって、過去にアイドルとしてきたレジェンズ達の演奏をCDで繰り返し聴く機会となり、初めてJazzに感動した時の気持ちが蘇ったこと」などが要因でしょうか?

 5月、6月は何と言っても食事が大変・・・1時間頑張っても、1人前食べれないので、外食が苦になります。病院から処方された栄養剤を、常に持ち歩く日々。しかし山口や、宮崎への旅もあって、少しずつ体も慣れてきました。5月中に再び顔が炎症を起こし腫れて、9度の発熱。九大病院に再び、3日間の短期入院をしたり、と予想外のこともあったものの、着実に逞しくなっているようですね。 以下、活動録です。

< 野本秀一Trio;丹羽肇(B) 亀井俊児(Ds) New CD「Blues On The Hill」発売記念Live >
5/12(日)小倉北区「カサブランカ」16:00~19:30~(入替え2回) 5/19(日)熊本市「酔ing」16:00~19:30~(入替え2回)
5/24(金)北九州市戸畑区「ギャラリー木の実」 6/2(日)福岡市「New Combo」

その他Live;
5/25「カサブランカ」井上有(Vo) 5/30日航ホテル福岡「夜間飛行」 5/31「カサブランカ」柿原正洋(B) 三尾ふき子(Vo)6/7「酔ing」谷口さとみ(Vo) 6/8「カサブランカ」谷口さとみ(Vo)田中誠(B)亀井俊児(Ds) 6/14「酔ing」古荘昇龍(B) 6/16~19 宇部市、周南市、レッスン 6/21「カサブランカ」丹羽肇(B)亀井俊児(Ds) 
6/22福岡市「New Combo」井上有(Vo)岡安芳明(Gt) 6/28宮崎市「De Zill」谷口さとみ(Vo) 6/29「串間市文化会館」谷口さとみVocal School発表会ゲスト