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 「ジェローム・カーン」さん、ブロードウェイミュージカルで活躍した作曲家~Jazz演奏の素材として広く演奏されてます。私の大好きな作曲家の一人です。作品の方がJazz好きの方にはおなじみかも・・・
Smoke Gets In Your Eyes / Yesterdays / All The Things You Are / The Way You Look Tonight / The Song Is You / etc.
 今、CD制作にあたり作曲に取り組んでいます。いい曲って何?答えはいろいろです・・・。
「ジェローム・カーン」さんの様な曲は、通称「歌もの」と呼ばれていて、もともと歌詞があって歌われることを前提に書かれたものなので、インストゥルメンタルで演奏する時は演奏者の解釈で様々に変化する楽しさがあります。逆に、最初から楽器で演奏することを前提に書かれた曲は、音の動きが「歌もの」と違って少しテクニカルな感じになったりします。・・・そしてJazzの場合、それらがアドリブの素材でもあるので、アドリブでの発展性も加味しての良し悪しになるでしょう。
 ・・・まあ、どちらにせよ、新鮮なひらめき・飽きの来ない奥深さ・耳に残るインパクト・シンプルで力強い表現・CD全体の流れ・ちょっとユーモアがあったり・・・なんて事がキーワードでしょうね。~ハイ、頑張りましょう!
 今、並行してフルバンドアレンジの仕事もやっているのですが、写真は17年位前に買ったアレンジの本、「コンテンポラリーアレンジャー」ドン・セベスキー著。当時7000円もしたこの本、久しぶりに引っ張り出して読んでますが、本当に良い本です・・・内容はかなりハイレベル。アレンジャー経験の乏しい僕には、想像でしか理解できないことも多いのですが、それでも楽しいー。
 この本「読者の中で編曲能力の最高レベル達するために、大切な時間とエネルギーを費やすつもりの方々に~幸運を祈って」で締めくくられております~yeah!