セッション2012.jpg
 昨年12月21日にOn Airされた、NHK-FM「Session 2012」野本秀一Trio Feat.岡安芳明(Gt)。番組をお聞きいただいた全国のたくさんの方から、ありがたいメッセージ・感想などのメールをいただきました。本当に、ありがとうございます。
 またLive収録日の10/25に、渋谷の「NHKふれあいホール」にいらっしゃったお客さまからも、On Airを心待ちにしていたという主旨のメールを数通いただきました。
 たまたま衆議院選挙と重なり、OnAir日が変更になったりしましたが、こうして無事に全国の皆様のもとに我々のサウンドをお届けできたことは、大変うれしく思っております。
 ラジオを聴いた自分の感想です・・・まずは、我々の持つサウンドの個性が、ラジオを通した音の中に表れていたこと。何よりこれが一番で、内容の良し悪しうんぬんは別にして、納得のいくものでした。
 60分番組で65分くらいしか演奏しないということで、曲の長さ、アドリブソロの順番などの構成、MCのことなど、いつものLiveよりは少し考えることが多く、初めは少し落ち着かない感じでしたが、2曲目くらいにはもう楽しんで演奏できていました。お聞きいただいたラジオから、我々もお客さまも、Live空間を楽しんでいる空気が十分伝わると思います。
 いただいたメッセージの中にも、「最近では珍しい、どこを切ってもJazzらしいサウンド」「わかりやすく楽しいビート」「愛嬌のある個性的な音色で、常に歌のあるピアノ」「ファンキー&エレガント」・・・などのコメントをいただきましが、まさしくそれこそは自分の追求していることでもあります。
 九州からのTrio、私は今年でプロ活動20年になりますが、ずっと拠点は北九州、九州から一歩も出たことはありません。こういう演奏家のグループを番組に呼んでくださったNHKさん、番組スタッフの皆さん、レコード会社、ゲストプレイヤーの岡安さんに本当に感謝致します。
 オリジナル曲では、まさに九州が題材の曲「The Waves Of Amakusa」、九州のみんなが応援してくれてTV-CMにも使われた「Bartender Blues」などを演奏することができたし、何より我々の九州サウンド(あえてこう呼ばせてくださいー)が電波に乗って、人々のお耳に届いたということはとてもうれしい・・・どうもありがとうございました!
 ベース小車洋行、ドラム亀井俊児の両名もいいプレイ、ありがとう。Trioで演奏した「All The Things You Are」は、思わずも11分34秒の長尺のプレイになったけれど、どこにもないワン・アンド・オンリーな演奏だと、自信持っていい内容だったと思いますー。
 ・・・皆さま、ありがとうございました。今後とも一層の精進をして、よりよいサウンドを皆さまにお届けしたいと思っております。応援よろしくお願い致しますー。