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  2/17、北九州空港を出発。今回のレコーディングのマネージメントを手伝ってくださった北九州「Studio 106」のお二人と3人で。浅草のホテルにチェックインして、そのまま千葉県松戸市の「What’s New Records」のスタジオへ。電車乗り間違え、少し遅刻しました・・(涙)
 岡安さんと簡単な打ち合わせ。録音予定曲を前に、意見交換~
「この曲、こういう風にやってみたいんだけど~」とか、「キーを1つ上げた方が良くない?」とか、「ここ野本さん弾いてくれない?」「えーホントに~?」(笑)とか。あげくの果てには、二人で「やっぱ曲変えよっかー、何しよう?」(爆)
 結局「明日、やってみて決めよう~」となることも多く・・・
Duoなので、1対1の会話、実際本気に音出してみて、その時どんな空気になるか、どう弾きたくなるか?それは前もって予測しにくいし、そのスリリングさが面白いところでもありますね。
 そんな感じで、リハーサルしてみて、想像外のことも多く、ホテルに帰ってピアノ触りたいなあとも思いましたが、もちろんそんなものはないので、3人で居酒屋で飲んで寝ました~。
 さてレコーディング初日~
とりあえず、大きな問題なくエンディングまで行った演奏を、1曲につき2~3テイクずつ残していく感じで、進めました。レコーディングはとても順調に進み、13時にスタジオ入りして、夕方には予定の11曲中、8曲を録り終えました。頑張れば、レコーディング、1日で終わったかも~
 1テイクでOKで、たった1回しか録らなかった曲も2曲ほどあり、あともだいたい2~3テイクで終了。後から改めてOKテイクを選んでみたら、やはり圧倒的に最初のテイクが良いことが多かったですね~。やはり我々は、イメージが一番フレッシュな1stテイクで、それをそのまま作品として残せる、クオリティーに仕上げる力が必要ということを思い知りました・・。
 あるマイナー調の暗い曲で、岡安氏「ねー、ちょっと照明暗くしてくれない?・・・おーイイね~気分出てきたー」と言っているのを見て、演奏中おかしくて~ ちなみに、この曲も1stテイクでOKでしたよ。
 さて2日目、13時入り~
1日目に録らなかった3曲、それぞれのオリジナルナンバーをソロピアノ、ソロギターで、それ以外アップテンポのもう1曲をという予定でした。
 私のソロピアノ、3テイク録って、ちょっとミスタッチはあるものの、雰囲気の出ているものが録れたのでOK。アップテンポは二人の協議の結果、ボツにー(笑)
 岡安氏のオリジナルを録り終えて、まだ16時前。「時間あるので、2曲ぐらい録り直してみようかなー」という私に、「え~っ、野本さんの演奏、あれ好きだけど~どこかイヤなの? バッチリOK手(チョキ) もう、CD出来ちゃったよー♪」と言い放ち、腰を上げるそぶりも見せない岡安氏におされ、結局そのままレコーディング終了~(爆) あとはこの日、九州、山口から応援に駆け付けてくれた2人を交え、プレイバックを聴きながら、ひたすら話が弾むばかり・・・
 レコーディング無事終わってその夜、福岡出身の後輩ミュージシャンが働いているという、六本木の老舗Piano Barへ皆で行ってみました。入ってみると、偶然ピアニスト、ベーシストとも旧知のお二人(とてもご活躍のお二人です)。いい感じで酔っ払ってきたところに、ステージから突然、呼び出され、私も1曲参加しました。
 翌日は、朝から浅草界隈を散策、夜はさいたま市「Cafe’Jazzmal」でLive。岡安芳明Trio、ベースは数年ぶりの香川裕史さん。なんとテナーサックス安保徹さんも遊びに来られて、昨年11月以来の再会、豪華メンバーの楽しいセッションでした。
 充実の4泊5日、楽しいレコーディングツアーでした。What’s New Records佐藤さん、「Studio106」のお二方、応援のお二人、今回も「Cafe’Jazzmal」に来てくれたピアニストの友人2名、そして応援メッセージをメールしてくださった皆様、等々、本当にありがとうございました。
 おかげ様で、とてもいい内容のCDが出来た様に思います。CDの発売は5月20日、5月22日からレコ発ツアーが始まります。是非、お楽しみにー。CDの中身が固まったら、またこのHPにて、ご報告いたしますねー♪