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 秋吉台国際芸術祭のオープニングイベントとして天然記念物の鍾乳洞「景清洞」にてJAZZコンサートが開かれました。平景清伝説の伝わる幽玄な雰囲気の洞内に300名を超えるお客さん、気温16℃、天井からは時々水滴がポタッ・・・。
 まずは平家と縁深く、耳なし芳一ゆかりの下関の赤間神宮から、雅楽隊の演奏・・・かなり広い「景清洞」の洞内に横笛や笙の音がこだまします。そして一曲、ピアノで参加することに・・・もちろん初体験でしたが「妙にハマってたヨ」とは熊本から来てくれた友人の感想・・・チョンマゲ姿の見た目ではないよね!?
 さて、そしていよいよJAZZの演奏です。今回特別に参加の大人気のプレーヤー、浜崎航(Ts)安カ川大樹(Bs)両氏に、博多から菅原高志(Ds)氏を交えての野本秀一Quartet。「サマータイム」などのスタンダードや、柔軟で誠実なプレイが本当に素晴らしかった浜崎氏のオリジナル「たまゆら」、耳に残るアルコの音色で安カ川氏の「Deep valley」などを演奏しました。そしてヴォーカルの福永洋子氏はフランスからの11名のアーティストのために特別にフランス語で「過ぎ去りし恋には(I Wish You Love)」を披露、アンコールも含め2セット約90分のステージは大変盛り上がりました!
(写真;黄色い僕の衣装は寒い洞内の為のスタッフトレーナー兼、芸術祭サポートトレーナー。こういうほのぼのした衣装は、今の僕の風貌とかなりミスマッチ・・・街であったら話かけられたくないタイプですね、ハハ)
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 ・・・途中、1部2部の間の休憩時間にほとんどのお客さんと一緒に外に出て、暖を取りながら!?パエリアやスープなどをいただきましたが、いろいろな方から激励のお言葉や、買っていただいたCDにサインなどをもとめられ、ミュージシャンとして本当に嬉しいひと時・・・!皆さん本当にありがとうございました。またお会いしましょう!
 (追記)さてそれぞれの撤収作業も終わって、皆で打ち上げへ向けて宿舎へ移動中、あまりに美しい星空に夜空を見上げて「フェン・ユ~・ウィシュ ・アポンナ・スタァ~♪」などと歌っていたら、きれいな流れ星を見ました。僕は2つ!しかし、お願いは間に合いませんでした・・・以上